生徒会企画の第6弾(施設見学会)

皆さんは農産物が農家さんからどのようにして、小売店やスーパーマーケットに届けられているかご存知でしょうか?
大体の方は農家さんから農協を通じて小売店やスーパーマーケットに届けられていると言うのはご存知だと思いますが、農協の中でどのような作業をして最終的に消費者の皆さんに届けられているのか詳しく知っている人は少ないと思います。
そこで、熱中小学校がある更別で生産されている農産物が、農協の中でどのように選別、調整加工、保管、出荷されるのか知るために、更別農協さんのご協力を得て11月16日に農協施設の見学会を行いました。
案内と説明はさらべつ農協の内海営農部長が行ってくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。

今回の見学では、種芋の選別施設、豆の選別施設、じゃがいもの選別施設を見学させていただきました。

種芋の選別
種芋の生産については、芋の病気の蔓延を防ぐ観点からいろいろな規制があるそうです。
簡単に紹介すると種芋を生産する圃場の周囲に芋畑がないこと、圃場で育成されている芋の状態を観察し、病気の発生がないなど、公的機関が行う検査に合格したものであることが必要だそうです。
この施設に合格した圃場で生産された種芋が運び込まれ、大きさ形状などを人手により選別しているとの事でした。
選別はビニールシートで覆われている選別台で行われます。ビニールシートの中は暖房が入っており土埃も換気されていました。
選別した種芋は翌年まで定温倉庫で貯蔵され、農家さんへ販売されるとの事です。
なお、貯蔵温度の調整は外気を取り込み温度調節を行っているとの事でした。

豆の選別
更別では、金時豆、てぼう豆、小豆、大豆を選別しており、大豆や小豆については自動のみの選別処理を行っているそうです。
金時豆、てぼう豆や特別な小豆については最終工程として人手による選別を行うそうです。
豆はこの施設に運び込まれ、風圧で混じっているゴミなどを取り除いてから選別が行われ、袋詰めされ、ロボットアームでパレットの上に積み上げられ貯蔵庫で最長で3年程度貯蔵されるそうです。
豆は一粒一粒の水分量に違いがあるため、加工した場合に製品にばらつきがでるそうで、そのばらつきをなくすために長期の保存が必要だとの事でした。
人手による選別や長期の保存など経費がかかります。豆の値段が高いというのはうなずけますね。
金時豆は更別村が生産量日本一で、年間で生産される量は1800トンになるそうです。
なお、金時豆の主な出荷先は、いろいろな煮豆を販売しているF社(コマーシャルソングが耳に残る会社)へ、てぼう豆については、大手の製パン会社へ納品されているとの事でした。

じゃが芋の選別
各農家さんで収穫された芋がこの施設に運び込まれます。
運び込まれた芋には土が多くついていることから選別室の隣の部屋で芋をベルトコンベアーに載せる作業行っています。
ベルトコンベアーで選別室に入ってきた芋は、最初に人手により目視選別を行ってから芋についた土をブラシで落とし、自動選別するすために複数のベルトコンベアーに一列に並べられます。
次に画像解析により一つ一つの芋の形、大きさ、重さの推定が行われ、芋が載っているベルトコンベアーの位置などを元にして、設定されている大きさ(2L,L,M,S)ごとのラインまで運ばれ自動で最終工程ラインへ落とされます。
最終工程ラインでは目視などにより最終の選別が行われ、その後自動で規定量が箱詰めさ、箱詰めした芋の大きさや重量などの必要な情報をバーコードとして貼り付け、L,Mなどの大きさが印刷されれます。
なお、選別で弾かれた芋やベルトコンベアーから落ちた芋は再度自動選別にまわされます。
箱詰めされた芋は二階の倉庫へベルトコンベアーで運ばれ、バーコードで大きさや納品先ごとに管理され出荷を待ちます。
出荷作業はバーコードの情報を元にロボットアームによりパレットに指定された形に積み上げられトラックに積み込まれるそうです。

芋の選別1
芋の選別2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA